工務店のホームページデザインはこれ！デザインスタイルや事例を解説します！

「自社の強みが伝わる、おしゃれなホームページを作りたい」 
「制作会社にイメージを伝えたいが、言葉にするのが難しい…」

このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか？ 

工務店のホームページにおいて、デザインは単なる「見た目」ではありません。
「どんな家、どんな暮らしをつくるのか」を連想させる必要があります。

本記事では「工務店ホームページのデザインスタイル案」から「参考にすべきデザイン事例8選」をご紹介します。

ぜひ最後までお読みいただき、自社の理想に近いデザインを見つけてください。

また、弊社では、工務店様を始めとした建設業のお客様向けに「ご近所プロモ」という地元集客特化型サービスをご提供しております。

デザインだけでなく、SEO対策やMEO対策など、地域で集客するために必要な施策をワンストップでご支援可能です。 詳しくは以下よりご確認ください。

【人気】工務店ホームページのデザインスタイル5選

工務店のホームページデザインは、ターゲットとする顧客層や得意な施工スタイルによって、大きく5つのカテゴリーに分類されます。

自社の強みや特徴に合わないデザインを選んでしまうと、本来来てほしい顧客に響かず、ミスマッチな問い合わせが増えてしまう原因にもなりかねません。

そこで、MASA株式会社が推奨する代表的なホームページデザインをスタイル別に5つまとめました。

• シンプル・ナチュラル系：素材の質感を大切にする
• クール・スタイリッシュ系：建築美を際立たせる
• かっこいい・ワイルド系：職人の技術と無骨さを表現
• 顔が見える・フレンドリー系：地域密着の安心感
• ポップ・カジュアル系：イラストと動きでワクワク感を

自社が目指すべきスタイルを定めるための「デザインカタログ」として、ぜひお役立てください。

工務店ホームページデザイン例①：シンプル・ナチュラル系

デザインのポイント：余白と素材の質感を大切にする

無垢材や漆喰などの自然素材を好む層に向けた、清潔感と温かみを重視したデザインです。このスタイルでは、情報を詰め込みすぎず、贅沢に「余白（ホワイトスペース）」を使うことが鍵となります。

白やベージュ、グリーンなどのアースカラーを基調とし、フォントには明朝体や細めのゴシック体を採用することで、洗練された「和モダン」な世界観を演出できます。ゆったりとしたレイアウトと縦書きの文字組みは、木の香りや空気感までをも画面越しに伝え、企業の誠実さと素材へのこだわりを直感的にアピールする、品格あるデザインです。

工務店ホームページデザイン例②：クール・スタイリッシュ系

デザインのポイント：白と黒を基調としたモダンなデザイン

建築家住宅や都会的なモダンデザインを好む層に向けたスタイルです。白、黒、グレーのモノトーンを基調とし、写真の彩度を調整して統一感を出すことで、建築的な美しさを際立たせます。

ポイントは、「グリッド（格子状）レイアウト」や直線的なラインを取り入れ、Webサイト自体にも建築的な構造美を持たせることです。大胆な英字フォントとモノクロームの写真を組み合わせることで、洗練された「ミニマリズム」を体現します。

一切の妥協を許さないプロの姿勢と高い美意識を表現したい、デザイン住宅を得意とする工務店に最適です。

工務店ホームページデザイン例③：かっこいい・ワイルド系

デザインのポイント：フォントと世界観で差別化する

インダストリアルスタイルやガレージハウス、アメリカンヴィンテージを好む層に向けたデザインです。黒やダークグレーをベースに、黄色などの警戒色をアクセントとして使い、男性的で力強い印象を与えます。

極太のゴシック体フォントとコントラストの強い配色は、職人の「技術力」や現場の「無骨なかっこよさ」を体現するのに効果的です。「ただの家ではなく、趣味やスタイルを追求したい」というこだわり層の心を強く掴む、インパクト抜群のデザインと言えるでしょう。

工務店ホームページデザイン例④：顔が見える・フレンドリー系

デザインのポイント：「人」の気配と安心感

最大の特徴は、スタッフや職人の笑顔、暮らしのワンシーンを切り取った写真を多用することです。画面から「人」の気配を感じさせることで、企業の透明性と「相談のしやすさ」をアピールします。幅広い年齢層に信頼感と親近感を与える、工務店デザインの王道スタイルです。

「地元の工務店に頼みたいけれど、どんな人が来るのか不安」という層に向けた、地域密着の安心感を重視したスタイルです。奇をてらわず、整然とした見やすいレイアウトで、性能と快適さを誠実に伝えます。

工務店ホームページデザイン例⑤：ポップ・カジュアル系

デザインのポイント：イラストと動きでワクワク感を

これから家を建てる20代〜30代の子育て世代をターゲットにした、明るく楽しいデザインです。暖色系の明るい色使いやビタミンカラーを取り入れ、家づくりの「楽しさ」や「ワクワク感」を演出します。

手書き風のフォント、吹き出し、キャラクターのイラストなどを活用し、雑誌のような賑やかさを表現するのがポイントです。これにより、工務店特有の「堅苦しさ」を払拭し、圧倒的な「親しみやすさ」を生み出します。「自分たちのための工務店だ」と直感的に感じてもらい、問い合わせのハードルを下げる効果的なデザインです。

【事例8選】工務店ホームページデザイン参考集 | おしゃれに集客しよう！

ここからは、実際に優れたデザインを持つ工務店のホームページ事例を8社を厳選してご紹介します。

 「こんな雰囲気にしたい」というイメージを制作会社と共有するための資料として、ぜひご活用ください。

工務店のデザイン参考①：あすなろ（三重県）

三重県の工務店「あすなろ」のホームページは、白を背景にしてすっきりとしたデザインが特徴です。 余計な装飾を極力排除することで、メインビジュアルにある「自然素材を使った家」の写真が際立ち、見た瞬間に安心感を与えます。画像とテキストのバランスが絶妙で、スクロールしてもストレスなく情報を読み進めることができます。「シンプルイズベスト」を体現した、飽きのこないデザインの好例です。

工務店のデザイン参考②：株式会社沢野建設工房（石川県）

石川県の「株式会社沢野建設工房」は、濃い緑色をベースカラーに使用し、他社とは一味違う重厚感のあるナチュラルスタイルを確立しています。 画面全体から木の香りが漂ってきそうなほど、木材の質感にこだわった写真が多く使われています。和のテイストを取り入れつつも古臭さを感じさせないデザインは、本物志向の顧客層に強く響きます。

工務店のデザイン参考③：株式会社安成工務店（福岡県）

福岡県の「株式会社安成工務店」は、「呼吸する木の家」というブランドイメージをWebデザイン全体で表現しています。トップページには日本の原風景や豊かな森林の写真が使われており、単なる住宅の紹介にとどまらず、環境への配慮や暮らしの豊かさを訴求しています。動画と静止画を効果的に組み合わせることで、情緒的な価値をユーザーに伝えています。

工務店のデザイン参考④：株式会社松下組（兵庫県）

兵庫県の「株式会社松下組」は、職人の誇りや情熱が伝わる「とにかくかっこいい写真」が印象的なサイトです。 雑誌の表紙のようなメインビジュアルから始まり、スクロールすると職人の手元や現場の空気感が伝わる写真が次々と現れます。「技術力」や「現場力」を、言葉ではなくビジュアルで直感的に伝えることに成功しています。

工務店のデザイン参考⑤：株式会社榎本工務店（東京都）

東京都狛江市の「株式会社榎本工務店」は、地域密着のリフォーム・工務店として、「小さなお困りごとでもすぐに駆けつける」というフットワークの軽さをデザインで表現しています。 親しみやすいイラストやアイコンを使い、サービス内容を分かりやすく図解しています。堅苦しさが一切なく、近所の頼れる相談相手のようなWebサイトに仕上がっています。

工務店のデザイン参考⑥：株式会社ハニカムラボラトリー（大阪府）

大阪府の「株式会社ハニカムラボラトリー」は、社名にある「ハニカム（蜂の巣）」の六角形をデザインモチーフとしてサイト全体に散りばめています。 幾何学模様でありながら、黄色やオレンジといったビタミンカラーを使うことで、ポップで活動的な印象を与えます。他社にはないユニークなデザインは、一度見たら忘れられないインパクトを残します。

工務店のデザイン参考⑦：豊和建設株式会社（愛知県）

愛知県の「豊和建設株式会社」は、自然素材へのこだわりという硬くなりがちなテーマを、イラストと写真を組み合わせることで親しみやすく表現しています。 明朝体と手書き風フォントをミックスし、きちんとした印象とカジュアルな印象をバランスよく同居させています。「まじめな工務店だけど、話しやすい」という絶妙な距離感を作り出している好事例です。

工務店のデザイン参考⑧：木下工務店（全国）

「木下工務店」のホームページは、動画や写真を画面いっぱいに使い、映画のような没入感を与えます。 一方で、文字情報は小さめのフォントで上品にまとめられており、情報の優先順位が明確です。「マイスター」制度などの技術的な強みを、高品質なビジュアルで裏付けすることで、富裕層やこだわり層にも納得させる説得力を持っています。

工務店のホームページデザインで失敗しない5つのコツ

ホームページデザインの事例を見た後で、自社のホームページをどうするか考える際、5つのコツを抑えましょう。

• 「誰に」見せたいかを明確にする（ペルソナ設定）
• 写真のクオリティにこだわる
• デザインと「集客導線」をセットで考える
• スマートフォン（スマホ）での見え方を優先する
• 運用更新のしやすさをデザイン段階で考慮する

これらを無視してデザインだけで進めると、集客できないサイトになってしまいます。

「誰に」見せたいかを明確にする（ペルソナ設定）

デザインを決める際、最もやってはいけないのが「社長や担当者の個人的な好み」だけで決めてしまうことです。

「30代の子育てママ」をターゲットにしているのに、社長の好みで重厚な純和風のデザインにしてしまっては、本来届けたい顧客に響きません。

まずは、「どんなお客様に来てほしいのか（ペルソナ）」を具体的に設定しましょう。年齢、家族構成、年収、趣味、好みの雑誌などを分析し、そのターゲット層が好む色使いやフォント、雰囲気をデザインに落とし込むことが重要です。顧客目線に立ったデザイン選定こそが、集客成功への第一歩となります。

写真のクオリティに徹底的にこだわる

今回ご紹介した優れた事例の共通点は、すべて「写真が圧倒的にきれい」だということです。

Webデザインの印象の8割は写真で決まると言っても過言ではありません。どれほどレイアウトが良くても、写真が暗かったり、素人がスマホで撮ったような画質だったりすると、それだけで「安っぽい家」に見えてしまいます。

ホームページリニューアルの際は、プロのカメラマンによる竣工写真の撮影を必ず予算に組み込んでください。広角レンズを使った広がりのある空間写真や、素材の質感を伝える接写写真など、プロならではの写真は、工務店のブランド価値を飛躍的に高めてくれる最大の武器となります。

デザインと「集客導線」をセットで設計する

おしゃれなだけのサイトは、いわば「Web上の画集」に過ぎません。

集客を目的とするならば、「施工事例を見て『いいな』と思ったユーザーが、次にどこをクリックすればいいか」という導線設計が不可欠です。

例えば、施工事例ページの最後に「この家の見学会を予約する」や「カタログを無料請求する」といったボタン（CTA）を自然な流れで配置します。また、ヘッダーやフッターには常に「電話番号」や「問い合わせボタン」を表示させ、ユーザーが思い立った瞬間にアクションを起こせるようにしておきましょう。デザインの中に、この「次の一歩」を巧みに組み込むことが、反響率を高めるコツです。

スマートフォン（スマホ）での見え方を最優先する

現在、注文住宅やリフォームを検討するユーザーの7割以上は、スマートフォンからホームページを閲覧しています。PCでの見た目にこだわるあまり、スマホで見ると文字が小さすぎたり、画像が縦長になって崩れていたりしては本末転倒です。

制作会社との打ち合わせでは、必ず「スマホでのデザイン（SP版）」を優先的に確認しましょう。指でタップしやすいボタンの大きさか、スクロールしてもストレスなく読める文字サイズか、ハンバーガーメニュー（三本線のメニュー）は使いやすいかなど、「スマホファースト」の視点でデザインをチェックすることが、現代の集客においては必須条件です。

運用更新のしやすさをデザイン段階で考慮する

ホームページは公開してからが本当のスタートです。

しかし、デザインに凝りすぎた結果、「ブログを一つ更新するのにも制作会社に依頼しなければならず、費用と時間がかかる」という状態になってしまうケースが少なくありません。

情報の鮮度はSEO（検索順位）にも影響します。自社で簡単に施工事例やブログ、イベント情報を更新できるシステム（CMS：WordPressなど）を導入し、その更新作業を阻害しないデザインにすることが重要です。

「おしゃれでありながら、更新しやすい」バランスの取れた設計を、制作段階でしっかりと相談しておきましょう。

工務店にオススメのホームページ制作会社4選！

ここまでデザインのポイントをお伝えしてきましたが、これらを全て自社で実現するのは困難です。

やはり、工務店業界に精通し、実績豊富なプロの制作会社に依頼するのが一番の近道です。

ここでは、特に工務店の集客とデザインに強いおすすめの制作会社を4社ご紹介します。

• MASA株式会社：サイト制作からSEO改修・運用までワンストップ
• 株式会社ゴデスクリエイト：工務店特化で集客ノウハウが豊富
• 株式会社アババイ：工務店専門で高いデザイン性と実績
• 株式会社チタン：Web集客とコンサルティングに強み

詳しく解説します。

MASA株式会社：サイト制作からSEO改修・運用までワンストップ

工務店様のサイト制作は、MASA株式会社にお任せください。

新規のサイト制作だけではなく、SEOを意識したサイト改修や運用までワンストップで対応可能です。「きれいなサイトを作ったけれど、検索順位が上がらず問い合わせが来ない」という工務店の悩みに寄り添い、集客という実益に直結するWeb戦略を提案します。

特に、地域密着型の工務店に必須となる「エリアSEO」や「MEO対策（Googleマップ対策）」を、サイトの設計段階から組み込むことに長けています。既存サイトの強みを活かしたリニューアルも得意としており、デザイン性と集客力を兼ね備えた「稼げるホームページ」へと生まれ変わらせることが可能です。

また、お客様のヒアリングも丁寧に行い、ニーズを踏まえてデザイン性の高いサイトのデザインを行っています。

制作後の運用保守やコンテンツ制作も一貫して任せられるため、Web担当者が不在の工務店でも安心して依頼できます。

株式会社ゴデスクリエイト：工務店特化で集客ノウハウが豊富

株式会社ゴデスクリエイトは、工務店や住宅会社のホームページ制作に特化した老舗の制作会社です。20年以上にわたる実績があり、単に見栄えの良いサイトを作るだけでなく、「どうすれば家が売れるか」というマーケティング視点での提案に定評があります。

独自に開発した更新システム（CMS）を提供しており、専門知識がない工務店スタッフでも簡単に施工事例やブログを更新できる環境を整えてくれます。また、公開後の運用サポートやSEO対策のアドバイスも手厚く、Web集客をトータルで任せたい工務店にとって非常に心強いパートナーとなるでしょう。業界特化ならではの「痒い所に手が届く」サービスが魅力です。

株式会社アババイ：工務店専門で高いデザイン性と実績

株式会社アババイは、「工務店専門」を掲げるWeb制作会社の中で、特にデザイン性の高さとユニークな企画力で知られています。これまでに2,000社以上の工務店・リフォーム会社のサイトを手掛けており、その豊富な事例数は業界トップクラスです。

アババイの強みは、各工務店の個性を引き出す「尖ったデザイン」です。ありきたりなテンプレートではなく、クライアント一社一社の強みや社風に合わせたオリジナルデザインを提案してくれます。また、SNS運用（Instagramなど）のサポートも得意としており、WebサイトとSNSを連携させた現代的な集客戦略を提案してくれる点も、多くの工務店から選ばれている理由です。

株式会社チタン：Web集客とコンサルティングに強み

株式会社チタンは、工務店を中心としたWeb集客コンサルティングとホームページ制作を行う会社です。単なる制作会社という枠を超え、「集客できる仕組みづくり」を徹底的にサポートする姿勢が特徴です。

徹底した競合調査とエリア分析に基づいたSEO対策を得意としており、検索エンジンからの安定的な流入増加を目指します。また、MEO対策（Googleマップ対策）やリスティング広告の運用代行も行っており、地域密着型の工務店が必要とするWebマーケティング施策をワンストップで提供しています。「おしゃれなサイトを作ったけれど、アクセスが増えない」と悩んでいる工務店にとって、頼れる相談相手となるでしょう。

デザインと戦略を掛け合わせ、選ばれる工務店になろう！

工務店のホームページにおいて、デザインは企業の「顔」であり、顧客との最初の接点となる重要な要素です。

自社の強みや世界観を表現したおしゃれなデザインは、顧客の心を掴み、信頼感を醸成します。しかし、見た目だけにこだわらず、ターゲット設定や集客導線、スマホ対応などを戦略的に設計することが、問い合わせを増やすための鍵となります。

まずは、本記事で紹介した事例を参考に自社の目指すスタイルを明確にし、実績のある制作会社や専門家の力を借りて、理想のホームページを実現してください。

弊社では、工務店様を始めとした建設業のお客様向けに「ご近所プロモ」という地元集客特化型サービスをご提供しております。SEO対策やMEO対策、ホームページの改善など、地元・地域からの集客に必要な施策を体系化し、お客様の強みを活かす集客戦略をご提案します。

「何から手をつければ良いかわからない」「Web集客をプロに任せたい」とお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。