「ホームページを公開しているけれど、全く問い合わせに繋がらない……」
「競合他社はWebで集客できているのに、自社は何が足りないのか分からない」
このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
せっかくの優れた技術力も、インターネット上に情報がなければ、認知度が広まらず会社として伸び悩んでしまう要因になりかねません。
とくに現代はSNSやネットが普及しているため、顧客の購買行動を意識したホームページを設計することが大切です。
そこで本記事では、建設業がホームページを作る必要性と必須コンテンツについて詳しく解説します。
また、弊社では工務店やリフォーム会社など、建設業のお客様向けに地域から選ばれやすいサイト設計の改修を積極的にご提供しております。
「作って終わり」ではなく、SEO対策やMEO対策など、地域集客に必要な施策をワンストップで対応し、既存のサイトやSNSを活かした集客戦略を策定&実行するのが強みです。
▼サイト設計につきましてはYouTube動画でも詳しく解説しています。
MASA株式会社 代表 佐合 将之
会社員時代に副業として独学でSEOを学び、その後フリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動。
2024年1月にMASA株式会社を設立。
これまで建設業、不動産業、士業など多種多様な業界のクライアントのSEOやMEO支援に携わっており、特に地元集客に強みを持つ。リフォーム会社や弁護士事務所などの地域密着型企業に対して、問い合わせ数を約10倍に増やした実績を持つ。会社の信条は「思いやりの精神で笑顔を増やす」であり、日々の業務に取り組んでいる。
目次
建設業がホームページを作り込む必要性

顧客の意思決定プロセスがデジタル中心に変化しており、Web上での情報量と質がそのまま企業の信頼性に直結するようになっています。
ここからは、建設業がホームページを作り込む必要性について詳しく解説します。
ユーザーの比較検討期間が長い
建設業が提供する住宅建築や大規模リフォームは、顧客にとって一生に一度、あるいは数回しかない高額な買い物です。
そのため、食品や日用品のように直感で購入を決めることはまずありえず、数ヶ月から数年に及ぶ長い比較検討期間を経て、慎重に業者を選定します。
この長い検討期間中、顧客は複数の企業のサイトを何度も訪問し、情報を収集し続けます。
たとえば、最初はデザインの好みを調べ、次に構造の安全性、そして価格帯やアフターフォローへと、関心のフェーズは刻々と変化していくものです。
ホームページを細部まで作り込んでおくことで、顧客がどの検討段階にいても、常に適切な答えを提示できるようになります。
工務店やリフォーム会社などのホームページに訪れたユーザーは、いろんなサイトを見て比較検討をしているので、選ばれるような見せ方を意識する必要があります。
技術力・施工品質は実績でしか伝わらない
建設業の商品である「技術力」や「施工品質」は、形のないサービスに近い性質を持っています。
完成した後の家を見ることはできても、その背景にあるこだわりの工法や見えない部分の丁寧な下地処理などは、適切な説明がなければ顧客には一切伝わりません。
ホームページは、こうした自社のこだわりを言語化し、証拠とともに提示できる場所でもあります。
単に「丁寧な施工を心がけています」と記載するだけでは伝わりづらいのが本音です。
職人の作業風景を動画で公開したり、使用している建材のメリットを専門的な知見から論理的に解説したりすることで、初めて他社との差別化が可能になります。
とくに施工事例のページは品質はもちろん、会社としての信頼性をアピールできるコンテンツです。文章や写真をうまく活用して、訪れるユーザーが感情移入しやすいようなコンテンツに仕上げましょう。
問い合わせ前に「信頼できる会社か」を必ず見られている
現代のユーザーは、問い合わせという「個人情報を開示するアクション」を起こす前に、その会社が本当に信頼に値するかを冷徹にチェックしています。
とくに建設業は多額の費用が動くため、ユーザーの防衛本能は非常に強く働きます。
サイトのデザインが古いまま放置されていたり、施工事例ページが見にくかったりする場合、どんなに良いキャッチコピーを並べても信頼を得ることは困難です。
逆に定期的に更新されるブログや詳細なプロフィール、地域貢献活動の様子などが掲載されていれば、「ここなら安心して任せられそうだ」という心理的ハードルを下げることができます。
建設業がホームページを設けないリスク

多くの建設会社がデジタル化の波に乗る一方で、依然としてホームページを持たない、あるいは名刺代わりの1ページのみで放置している企業も見受けられるのが現状です。
しかし、現在の市場環境においてオンラインでの発信を怠ることは、単なる機会損失以上の深刻な経営リスクを招くことになります。
ここでは、ホームページを設けないこと、あるいは不十分な運用に留めることがもたらす具体的なリスクを2点挙げます。
比較検討の土俵にすら上がれない
現在、リフォームや新築を検討するユーザーの多くは、まずインターネットで情報を検索します。
実際に、令和6年度住宅市場動向調査報告書によると、注文住宅を購入する人の多くはインターネットで情報収集していることがわかります。

ホームページがない会社は、どんなに優れた技術や長い歴史があっても、検討対象となる「土俵」に上がること自体が叶わないのです。
たとえ既存顧客からの紹介であっても、リスクは存在します。紹介を受けた人は、その会社の名前をGoogleやSNSで検索することが多いです。
そこで情報が全く出てこなかったり、不十分なサイトしかなかったりすると、「本当に経営は安定しているのか」という不信感を抱かせ、成約のチャンスを自ら捨ててしまう結果になりかねません。
価格競争に巻き込まれやすくなる
自社の強みや専門性をアピールできるホームページがない場合、顧客が業者を判断する基準は「価格」のみに集約されてしまいます。
他社との違いが分からないため、ユーザーは単純に「どこが一番安いか」で選ぶようになり、結果として利益を削る過酷な相見積もりレースに巻き込まれることになります。
ホームページを活用すれば、自社のこだわりや独自の工法、高品質な素材の使用理由などを詳しく解説し、「なぜこの価格なのか」という正当性を伝えることが可能です。
安さだけを求める層ではなく、品質や価値を理解してくれる質の高い顧客をターゲットにできるようになります。
建設業のホームページに必要なコンテンツ

ホームページの必要性を理解した上で、次に重要となるのが「何を掲載するか」という中身の設計です。
ここからは、建設業のホームページに最低限必要なコンテンツを詳しく解説します。
会社概要
会社概要は、訪れたユーザーの多くが見るコンテンツです。
商号、代表者名、所在地、資本金、設立年月日、建設業許可番号などの基本情報を正確に記載することは当然ですが、それ以上に重要なのが「信頼性」です。
建設業は高額な契約や長期間の工事が伴うため、ユーザーは「この会社に任せて本当に大丈夫か」を無意識のうちに確認しています。
そのため、代表者のメッセージや創業の背景、事業に対する考え方などを丁寧に伝えることで、会社の姿勢や価値観が伝わり、安心感につながります。
会社概要は単なる形式的な情報ではなく、企業としての信用力を示す重要な判断材料であることを意識し、内容の充実と情報の正確性を心がけることが重要です。
toCのお客様からして、そこから得られるお客様のメリットは所在地くらいです。ここでは、品質やブランド力をアピールする絶好の機会です。代表者の想いや創業の経緯をストーリー仕立てで語るなどして思う存分アピールしましょう。
サービス内容
「自社が何を得意とし、どのような工事に対応できるのか」を明確に示すのがサービス内容のページです。
建設業と一口に言っても、外壁塗装、内装リフォーム、新築注文住宅、店舗改装など、多岐にわたります。
これらをひとまとめにせず、項目ごとに専用のページを設けることがSEO対策としても効果的です。
単に工事メニューを羅列するのではなく、それぞれのサービスが顧客のどのような悩みを解決するのかという視点で執筆することが重要です。
自社の強み
競合他社がひしめく中で、「なぜあなたの会社に依頼すべきなのか」という問いに対する明確な答えが「自社の強み」です。
ここが曖昧だと、前述の通り価格競争に陥ってしまいます。自社にしかない独自の価値を、論理的かつ情熱的に伝えましょう。
たとえば、「完全自社施工による中間マージンカット」や「最新の省エネ診断に基づいた提案力」など、具体的なキーワードを用いて記述します。
これらの強みを裏付けるために、保有資格(1級建築士、1級建築施工管理技士など)や受賞歴、メディア掲載実績などがあれば、必ず併記するようにしてください。
料金表
建設業界において、価格の不透明感は顧客が最も不安を感じる要素の一つです。
「工事が終わってみたら高額な追加請求をされた」という話は昔から絶えず、ユーザーは警戒しています。そのため、大まかな目安となる料金表を掲載することは、信頼獲得に絶大な効果を発揮します。
もちろん、現場の状況によって価格が変動することは承知の上で、「標準的なプランで〇〇円〜」という概算や、「過去の実際の工事費用事例」を提示してください。
単価(㎡あたりいくら、など)を明記し、何が含まれていて何がオプションになるのかを明確に分けることで、顧客は予算の計画が立てやすくなります。
特に工務店やリフォーム会社は、高額なサービスであるため、あらかじめ概算価格がわかっているとユーザーも安心できます。
施工事例
施工事例は、品質や独自性をアピールする重要なコンテンツです。
高品質なビフォー・アフターや完成した家の写真を掲載することは鉄則ですが、それ以上に重要なのが「ストーリー」です。
施主が抱えていた悩み、それに対して自社がどのような提案を行い、どのような工夫をして解決したのかを文章で詳しく記述してください。
工事期間や費用、地域名、使用した建材などのデータも網羅することで、類似の悩みを抱えるユーザーへの強力なアピールとなります。
また、お客様の声を併せて掲載することで、信頼性はさらに飛躍します。
手書きのアンケートや、完成した家の前で笑顔で写る写真などは、AIには決して作成できない、その会社だけの「一次情報」であり、他社との差別化要因となるでしょう。
これまで複数社の建設業の支援に携わらせていただきましたが、会社概要のページと同じくらい、施工事例ページからのコンバージョンが多いです。ただ写真を掲載したり文章だけで説明したりせず、見せ方を意識した施工事例を更新できるようにすることが大切です。
コラム
コラム(ブログ)は、専門知識を発信することで顕在顧客はもちろん、潜在顧客も呼び込み、信頼を育てるためのコンテンツです。
SEO対策としても重要なコンテンツとなり、「雨漏り 原因」「キッチン 選び方」などといった、顧客が悩み始めた段階で検索するキーワードでの流入を狙います。
記事の内容は、プロならではの役立つ情報を徹底的に詳しく、論理的に解説してください。
「失敗しない業者の選び方」や「補助金を活用したリフォーム術」など、読者が「読んでよかった」と思える価値を提供することが目的です。
自分の知識を惜しみなく提供することで、「この会社は本当に詳しい」「親切に教えてくれそうだ」という安心感に繋がります。
多種多様なテーマを扱うことで、幅広い層にアプローチが可能です。
問い合わせフォーム・資料請求
全てのコンテンツの終着点となるのが、問い合わせフォームや資料請求のページです。
ここでの使い勝手の良し悪しが、最終的な成約数を左右します。入力項目は必要最小限に絞り、ユーザーがストレスを感じない設計にすることが重要です。
電話、メールフォームに加え、最近ではLINE公式アカウントへの誘導も有効です。若年層だけでなく40〜50代でもLINEの利用率は高く、気軽な相談窓口として機能します。
また、フォームの送信ボタンの近くに「24時間以内に担当よりお返事します」といった安心感を高める一文を添えるのも、離脱を防ぐための有効なテクニックです。
さらに、いきなり詳細な見積もりを依頼することに抵抗がある層向けに、「施工事例集のプレゼント」といった、ハードルの低い資料請求オプションを用意しておくのも良いでしょう。
建設業のホームページ運用の成功事例
最後に、弊社の支援事例を2つご紹介します。
八幡建装株式会社:千葉県市川市

弊社が支援させていただいている八幡建装株式会社様は、千葉県市川市を中心に住宅リフォームと店舗内装を展開しているリフォーム会社です。
主なご支援内容は、SEO対策を中心としたサイト運用で、2年ほど前からご支援しております。
当時は、下請け案件がほとんどでしたが、サイトを運用してから現在は元請けとしての地位を確立し、お問い合わせ数が多い時で月間25〜30件きています。
直近では、会社としての権威性を高めるために、TOPページを改修し、口コミと連携させたり、理念をファーストビューの下に持ってきたりなどを行いました。
とくに市川市や近隣エリアから住宅リフォームや飲食店、美容室の店舗工事の依頼が増えており、Web集客の効果を実感していただいております。
株式会社くらしラボ:埼玉県川口市

弊社が支援させていただいている株式会社くらしラボ様は、埼玉県川口市を中心に一都三県で外壁塗装、屋根塗装、外構工事の3つを主軸に展開しているリフォーム会社です。
サイト設計の見直しからサイト運用まで弊社の方で行わせていただいております。
もともとホームページはあったものの、施工事例が見ずらかったりコラム記事を盛り込めるページがなかったりなどの課題があったため、ユーザーが見やすく使いやすいように改修sました。
改修後、早速お問い合わせが2件発生し、そのうち1件は内装工事の案件で成約まで至っています。
まとめ:建設業のホームページ必要性は今後さらに高まる
本記事で解説した通り、比較検討期間が長く、信頼性が重視される建設業こそ、ホームページの作り込みが大きな果実をもたらします。
施工事例を充実させ、専門性を発信し、透明性の高い情報公開を行うことで、価格競争から脱却し、自社の価値を認めてくれる優良な顧客との出会いを創出することが可能です。
もし、「自社でサイトを運用する時間がない」「どうやって改善すればいいか分からない」とお悩みであれば、一度プロの視点を入れることを検討してみてください。
弊社では、工務店やリフォーム会社向けにサイト設計の改修サービスを展開中です。「見られるだけでなく、選ばれる仕組み」をご提供し、御社の高い施工技術と魅力を未来の顧客へと届けます。