「ポータルサイト経由の問い合わせはあるのに、手数料を引くと利益が残らない」
「相見積もりばかりで、価格だけで比べられてしまう」
外壁塗装会社の集客を支援していると、こうした声をよく伺います。一方で、ポータルサイトのおかげで新規のお客様と出会えたという会社も少なくありません。
ポータルサイトは、使い方次第で頼れる集客手段です。問題になるのは、掲載そのものではなく、ポータルだけに集客を頼ってしまう状態です。
手数料の仕組みと自社の利益を数字で確認したうえで、自社ホームページやGoogleマップからの問い合わせも並行して育てる。これが、ポータルサイトと上手につきあう基本の考え方です。
この記事では、外壁塗装ポータルサイトの仕組みと課金モデル、掲載するメリットとデメリット、向いている会社の判断基準、自社集客との違いを整理します。
弊社では、相見積もりで値切られにくいホームページの作り方をまとめた「外壁塗装ホームページ34項目チェックリスト」を無料で配布しています。
目次
外壁塗装のポータルサイトとは?お客様と塗装会社をつなぐ仕組み

外壁塗装のポータルサイトとは、外壁塗装を検討しているお客様と、工事を請け負う塗装会社をインターネット上でつなぐサービスです。
お客様は無料で利用できるサイトが多く、塗装会社側が紹介手数料や成約手数料、掲載料などを支払う仕組みが一般的です。
ただし、費用の発生条件はサービスによって異なるため、登録前に仕組みを理解しておくことが大切です。
掲載から受注までの基本的な流れ
外壁塗装のポータルサイトでは、一般的に以下のような流れでお客様と塗装会社がつながります。
- お客様がポータルサイトで地域や工事内容を入力し、見積もり・業者紹介を申し込む
- 運営会社が条件に合う加盟店を紹介する
- 塗装会社がお客様に連絡し、現地調査や見積もりを実施する
- お客様が見積もり内容や対応などを比較・検討する
- 契約が成立した場合など、所定の条件に応じて塗装会社に手数料が発生する
特に一括見積もり型のポータルサイトでは、複数の塗装会社が同じお客様に提案することもあります。
そのため、価格だけでなく、現地調査時の対応や提案内容、施工実績、保証内容などを通じて、自社を選んでもらう理由を伝えることが重要です。
費用のかかり方は3つのモデルに分かれる
外壁塗装のポータルサイトには、主に以下の3つの課金モデルがあります。
| 課金モデル | 費用が発生するタイミング | 確認したい点 |
| 紹介手数料型 | お客様の紹介を受けたとき | 未成約時の費用、紹介条件 |
| 成約手数料型(成果報酬) | 工事の契約が成立したとき | 手数料率、対象金額、キャンセル時の扱い |
| 掲載料・月額型 | 毎月または契約時 | 月額費用、契約期間、解約条件 |
実際には、複数の課金方式を組み合わせているサービスもあるため、契約前に費用の発生条件を確認しましょう。
また、手数料の金額や割合は運営会社によって異なり、加盟店向けの料金が一般公開されていない場合もあります。
重要なのは、紹介件数だけでなく、実際の成約率や手数料を踏まえて利益が残るかどうかを確認することです。
例えば、紹介件数が多くても成約につながらなかったり、受注できても手数料の負担が大きかったりすれば、期待した利益を確保できない可能性があります。
一方、掲載料や紹介手数料を無料としているサービスもあります。ただし、無料だからといって自社に適しているとは限らないため、紹介の仕組みや対象エリア、利用条件なども確認しておきましょう。
ポータルサイトの特徴を理解した上で、自社の営業体制や利益率に合ったサービスを選ぶことが大切です。
ポータルサイトを検討する際は、紹介件数や受注件数だけでなく、最終的にどのくらいの利益が残るのかを確認することが重要だと考えています。例えば、紹介手数料を支払って受注できたとしても、現地調査や見積もりにかかる人件費、施工原価などを差し引いたときに、十分な利益が残らなければ継続的な集客方法としては難しくなります。
「何件紹介してもらえるか」だけではなく、「いくら利益を残せるか」という視点で判断することをおすすめします。
外壁塗装ポータルサイトに掲載する4つのメリット

外壁塗装のポータルサイトには、自社ホームページだけでは接点を持ちにくいお客様へアプローチできるなど、いくつかのメリットがあります。
ここでは、塗装会社がポータルサイトを活用する4つのメリットを解説します。
1. 自社の認知度が低い段階でも見込み客と接点をつくれる
ポータルサイトのメリットの一つは、自社の認知度がまだ十分に高くない段階でも、外壁塗装を検討しているお客様との接点をつくれることです。
自社ホームページのSEO対策やMEO対策では、検索結果で見つけてもらえるようになるまでに一定の時間がかかる場合があります。
一方、すでに利用者を集めているポータルサイトへ登録すれば、掲載開始後から、そのサービスを利用するお客様に自社を知ってもらえる機会が生まれます。
例えば、独立・開業したばかりの塗装会社や、新しい地域で営業を始めた会社にとっては、自社の認知度を高めるための選択肢になります。
ただし、登録すればすぐに問い合わせや受注につながるわけではないため、紹介件数や条件を確認したうえで活用することが大切です。
2. ポータルサイトが持つ集客力を活用できる
外壁塗装のポータルサイトには、SEO対策やWeb広告などを通じて、塗装工事を検討しているユーザーを集めているサービスがあります。
そのため、自社ホームページだけでは接点を持てなかったお客様に、ポータルサイトを通じて自社を知ってもらえる可能性があります。
例えば、「〇〇市 外壁塗装」「外壁塗装 見積もり」などのキーワードでポータルサイトを見つけたユーザーが、サイト内で塗装会社を比較・検討するケースが考えられます。
自社でSEOや広告を運用する体制が整っていない場合でも、ポータルサイトが持つ集客経路を活用できる点はメリットです。
ただし、掲載会社が多いサービスでは、同じ地域の塗装会社と比較されることもあるため、施工実績や自社の強みを分かりやすく伝える必要があります。
ポータルサイトは、自社で十分な集客経路を持っていない段階でも、外壁塗装を検討しているお客様と接点をつくれる点がメリットだと考えています。ただし、ポータルサイトから仕事を獲得できているからといって、自社の集客力が高まっているとは限りません。ポータルサイトを活用して目先の案件を確保しながら、自社ホームページやSEO・MEOなどにも取り組み、将来的には自社でも問い合わせを獲得できる状態をつくることが重要だと思っています。
3. 対応エリアや得意な工事に合った案件を紹介してもらえる
ポータルサイトによっては、塗装会社が対応できる地域や工事内容などを登録し、条件に合うお客様の紹介を受けられる仕組みがあります。
例えば、外壁塗装を中心に受注したい会社や、屋根塗装・防水工事なども対応している会社が、自社の得意分野に合わせて案件を獲得する方法が考えられます。
また、施工エリアを限定している場合は、対応可能な地域をあらかじめ設定しておくことで、自社の営業範囲に合った問い合わせを受けられる可能性があります。
ただし、紹介条件やエリア指定の自由度はサービスによって異なります。
登録前には、自社が獲得したい工事や対応エリアと、実際に紹介される案件が合っているか確認しておきましょう。
4. 口コミや施工実績を通じて自社の信頼性を伝えられる
ポータルサイトによっては、加盟店の施工実績やお客様の口コミ、会社情報などを掲載できる機能があります。
自社を初めて知ったお客様にとって、実際の施工事例や利用者の評価は、依頼先を比較・検討する際の判断材料になります。
例えば、施工写真とともに工事内容や費用の目安を掲載したり、実際に工事を依頼したお客様の感想を紹介したりすることで、自社の特徴を伝えやすくなります。
また、運営会社が独自の加盟店審査を設けているサービスもありますが、審査の内容や基準はサイトによって異なります。
そのため、ポータルサイトへ掲載されていることだけを信頼の根拠とするのではなく、施工実績やお客様への対応、自社の強みなどを具体的に伝えることが重要です。
このように、ポータルサイトには、自社の認知度が低い段階でも見込み客との接点をつくれるメリットがあります。
一方で、手数料や他社との比較競争など、利用前に確認しておきたい点もあります。
\地域からの集客を強化したい方へ/
今すぐ相談する →外壁塗装ポータルサイトに掲載する4つのデメリットとリスク

外壁塗装のポータルサイトは、見込み客との接点を増やせる一方で、手数料の負担や他社との価格競争など、注意しておきたい点もあります。
ここでは、塗装会社がポータルサイトを利用する際に理解しておきたい4つのデメリットとリスクを解説します。
1. 紹介手数料や成約手数料が利益を圧迫する可能性がある
ポータルサイトを利用する際に注意したいのが、紹介手数料や成約手数料による利益への影響です。
特に成約手数料型の場合、受注金額に対して一定の割合で費用が発生するケースがあるため、工事の利益率を踏まえて判断する必要があります。
例えば、以下の条件で外壁塗装工事を受注した場合を考えてみましょう。
- 工事金額:100万円
- 手数料率:10%(仮定)
- 手数料:10万円
- 手数料を差し引く前の粗利益:25万円(粗利率25%と仮定)
この場合、25万円の粗利益から10万円の手数料が差し引かれるため、残る利益は15万円となります。
つまり、工事金額に対する手数料率は10%でも、粗利益に対しては40%に相当する負担となります。
※上記は仕組みを説明するための仮定であり、実際の手数料率や粗利率を示すものではありません。また、手数料を差し引いた後の15万円は、その他の販売管理費や税金などを控除する前の金額です。
ポータルサイトを検討する際は、手数料率だけでなく、工事原価や営業活動にかかる費用も踏まえ、最終的にどの程度の利益が残るのか確認することが大切です。
2. 複数の塗装会社との価格競争が起こりやすい
一括見積もり型のポータルサイトでは、同じお客様に対して複数の塗装会社が見積もりを提出する場合があります。
そのため、お客様が各社の見積金額を比較し、価格が依頼先を決める判断材料の一つになることが考えられます。
もちろん、実際の依頼先は価格だけで決まるわけではありません。
使用する塗料の種類や施工内容、担当者の対応、保証内容なども比較対象になります。
しかし、他社との差別化ができていない場合、価格の安さで競争する状況になりやすく、値引きによって利益率が低下する可能性があります。
特に、ポータルサイトの手数料が発生する場合は、値引きと手数料の両方が利益に影響するため注意が必要です。
価格だけで比較されないよう、施工品質や提案内容、アフターフォローなど、自社を選んでもらう理由を明確にしておくことが重要です。
3. ポータルサイトへの依存度が高くなる可能性がある
ポータルサイトから継続的に案件を獲得できるようになると、集客の中心がそのサービスに偏ってしまう場合があります。
しかし、ポータルサイトの掲載順位や紹介条件、手数料体系などは、運営会社の方針によって変更される可能性があります。
例えば、これまで一定数の紹介を受けられていたとしても、加盟店の増加や紹介条件の変更などによって、問い合わせ数が減少することも考えられます。
その際、自社ホームページやGoogleマップなどから問い合わせを獲得できていなければ、受注件数にも影響する可能性があります。
ポータルサイトを利用すること自体が問題なのではなく、特定のサービスに依存しすぎず、自社でも問い合わせを獲得できる集客経路を持っておくことが大切です。
4. 自社の認知度やWeb上の集客資産が蓄積されにくい
ポータルサイトでは、運営会社が用意した掲載ページを通じて、お客様に自社を紹介する仕組みが一般的です。
そのため、ポータルサイト内で施工実績や口コミを充実させても、それらの情報が自社ホームページのコンテンツとして蓄積されるわけではありません。
また、掲載ページの構成やデザインに制限がある場合、自社の施工へのこだわりや強みを十分に伝えきれない可能性もあります。
一方、自社ホームページで施工事例やお客様の声、外壁塗装に関するコラムなどを継続的に公開していけば、会社の実績や専門性を伝える情報を自社で蓄積できます。
こうした情報は、検索エンジンから新しいお客様との接点をつくるだけでなく、会社を比較・検討する際の判断材料にもなります。
ポータルサイトで目先の案件を獲得しながら、自社ホームページやSEO・MEOにも取り組み、長期的な集客基盤を育てていくことが重要です。
このように、ポータルサイトには集客面でのメリットがある一方、利益率や集客依存などのリスクもあります。
外壁塗装のポータルサイトが向いている会社・活用方法を見直したい会社

外壁塗装のポータルサイトは、すべての塗装会社に同じような成果が期待できるわけではありません。
自社の営業体制や利益率、現在の集客状況によって、活用するメリットは異なります。
ここでは、ポータルサイトの活用が向いている会社と、集客方法を見直したい会社の特徴を紹介します。
ポータルサイトの活用が向いている会社
以下のような塗装会社は、ポータルサイトを集客手段の一つとして検討する価値があります。
- 開業直後や新規エリアへの進出を考えている会社:自社の認知度が低い段階でも、見込み客との接点をつくりたい
- 問い合わせへの対応や見積もり提案に強みがある会社:他社との比較において、施工品質や提案内容などで差別化できる
- 案件ごとの利益率を把握できている会社:紹介手数料や成約手数料を差し引いても、必要な利益を確保できる
- 自社の集客経路がまだ十分に整っていない会社:ホームページやSEO・MEOの強化と並行して、問い合わせの獲得を目指したい
特に、自社ホームページからの問い合わせが少ない段階では、ポータルサイトを通じて新しいお客様との接点をつくることも選択肢になります。
ただし、紹介件数だけでなく、成約率や利益率も確認しながら活用することが大切です。
ポータルサイトの活用方法を見直したい会社
一方、以下のような状況にある塗装会社は、ポータルサイトへの依存度や費用対効果を見直すことをおすすめします。
- ポータルサイト経由の売上が大半を占めている会社:紹介件数や掲載条件の変化が、経営に影響しやすい
- 手数料を差し引いた利益を把握できていない会社:案件を受注できていても、十分な利益が残っていない可能性がある
- 相見積もりでの値引きが常態化している会社:価格競争によって利益率が低下している可能性がある
- 自社ホームページからの問い合わせがほとんどない会社:ポータルサイト以外の集客経路も育てる余地がある
これらに当てはまるからといって、ポータルサイトの利用をすぐにやめる必要はありません。
大切なのは、現在の集客状況を把握した上で、ポータルサイトを活用しながら自社でも問い合わせを獲得できる状態をつくることです。
ポータルサイトで案件を確保しつつ、自社ホームページやSEO・MEOなどの集客基盤も並行して育てていくことが、特定の集客経路に依存しない経営につながります。
外壁塗装ポータルサイトと自社ホームページ集客の違い

ポータルサイトと自社ホームページによる集客は、どちらか一方が優れているわけではなく、それぞれ特徴や役割が異なります。
主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | ポータルサイト | 自社ホームページ・MEO |
| 集客を始めるまで | 掲載開始後、既存の利用者と接点を持てる可能性がある | SEO・MEOの成果が現れるまでに時間がかかる場合がある |
| 費用のかかり方 | 紹介手数料・成約手数料・月額掲載料など | サイト制作費・保守費・SEOやMEOの運用費など |
| お客様との接点 | ポータルサイトを通じて紹介・比較される | 検索やGoogleマップなどから直接問い合わせを受けられる |
| 他社との比較 | 同じサイト内で複数社を比較される場合がある | 自社の施工実績や強みを詳しく伝えられる |
| 情報発信の自由度 | 掲載形式や内容に制限がある場合がある | 施工事例・料金・保証・会社の考え方などを自由に掲載できる |
| 集客基盤の蓄積 | 掲載情報や口コミはサービス内に蓄積される | 施工事例やコラムなどのコンテンツを自社サイトに蓄積できる |
| 外部要因の影響 | 掲載条件・手数料・運営方針などの変更 | Googleの検索順位やアルゴリズムの変動など |
ポータルサイトは、すでに利用者を集めているサービスを通じて、新しいお客様との接点をつくれる点が特徴です。
一方、自社ホームページやSEO・MEOによる集客は、施工事例や会社の強みなどを継続的に発信しながら、自社への問い合わせにつながる集客基盤を整えていく方法です。
そのため、ポータルサイトを活用して案件を獲得しながら、自社ホームページやSEO・MEOにも取り組むことで、集客経路を分散させることができます。
特定の集客方法に頼りすぎず、自社の経営状況や営業体制に合わせて、それぞれの施策を組み合わせることが大切です。
ポータルサイトは、すでに集客力を持つサービスを活用できる一方で、紹介条件や手数料などは運営会社の仕組みに左右されます。一方、自社ホームページに掲載した施工事例やコラム、お客様の声などは、自社の情報として蓄積していくことができます。もちろん、SEOやMEOもGoogleの検索順位に左右されるため、完全に外部の影響を受けないわけではありません。それでも、自社の名前で問い合わせを獲得できる経路を持っておくことは、長期的な経営の安定性を考える上で大切だと思っています。
\地域からの集客を強化したい方へ/
今すぐ相談する →ポータルサイト依存から抜け出し自社集客を育てる5ステップ

ポータルサイトへの依存度を下げるために、すぐに掲載をやめる必要はありません。
現在の集客状況や利益率を把握しながら、自社ホームページやSEO・MEOを強化し、直接問い合わせを獲得できる経路を少しずつ育てていくことが大切です。
ここでは、外壁塗装会社が自社集客を強化するための5つのステップを解説します。
ステップ1:ポータルサイト経由の収支を把握する
まずは、現在利用しているポータルサイトから、どの程度の問い合わせや受注を獲得できているのか確認しましょう。
具体的には、以下の項目を整理します。
- 紹介件数・問い合わせ件数
- 現地調査・見積もりの実施件数
- 成約件数・成約率
- 工事金額・工事原価
- 紹介手数料・成約手数料
- 案件ごとの利益
特に重要なのは、ポータルサイト経由で受注した案件から、実際にどの程度の利益が残っているかという点です。
未成約案件にかかった紹介手数料や営業活動の費用なども含めて確認することで、ポータルサイトの費用対効果を判断しやすくなります。
ステップ2:自社の強み・得意な工事・施工エリアを明確にする
自社集客を強化する際は、まず「どの地域で、どのような工事を獲得したいのか」を整理することが大切です。
例えば、戸建て住宅の外壁塗装を中心に受注したいのか、屋根塗装や防水工事なども含めて集客したいのかによって、ホームページで伝える内容は変わります。
また、施工エリアを明確にすることで、「〇〇市 外壁塗装」「〇〇市 屋根塗装」といった地域名を含むキーワードへの対策方針も立てやすくなります。
あわせて、施工実績や使用する塗料、保証内容、職人の技術力など、自社を選んでもらう理由も整理しておきましょう。
単にアクセス数を増やすのではなく、自社が受注したい工事につながるユーザーとの接点を増やすことが重要です。
ステップ3:Googleビジネスプロフィールを整備する
地域で外壁塗装業者を探しているユーザーとの接点を増やすためには、MEO対策も活用したい施策の一つです。
MEO対策では、Googleビジネスプロフィールの情報を整備し、Googleマップなどで自社の情報を見つけてもらいやすい状態を目指します。
具体的には、以下の項目を確認しましょう。
- 会社名・所在地・電話番号・営業時間を正確に登録する
- 事業内容に合ったカテゴリやサービス情報を設定する
- 実際の施工写真や会社の様子が分かる写真を掲載する
- お客様から自然に口コミを集められる仕組みをつくる
- 投稿された口コミに丁寧に返信する
Googleのローカル検索結果は、主に「関連性」「距離」「知名度」などの要素をもとに順位が決まります。
そのため、情報を整備すれば必ず上位表示されるわけではありませんが、地域のお客様が自社のサービスや施工実績を確認できる状態をつくることが大切です。
ステップ4:ホームページの施工事例やSEO対策を強化する
自社ホームページから問い合わせを獲得するためには、施工事例や会社情報を充実させるとともに、SEO対策にも取り組むことが重要です。
例えば、「〇〇市 外壁塗装」などの地域名を含むキーワードに加えて、「外壁塗装 費用」「屋根塗装 時期」など、塗装工事を検討しているユーザーが検索するテーマへの対策が考えられます。
また、施工事例ページでは、施工写真だけでなく、工事内容や使用した塗料、施工地域、費用の目安などを掲載することで、依頼先を検討しているお客様に自社の特徴を伝えやすくなります。
実際に、弊社が支援した埼玉県川口市の株式会社くらしラボ様では、個人宅向けホームページの改修において、施工事例の整理やコラム記事を発信できる環境の構築などを実施しました。
その結果、サイト改修後の運用開始から2ヶ月でお問い合わせが2件発生し、そのうち1件が内装リフォーム工事の受注につながりました。
外壁塗装の受注事例ではありませんが、施工事例を見やすく整理し、ホームページを集客に活用するための環境を整えた事例です。
このように、ホームページを単なる会社紹介として使うのではなく、地域のお客様が工事内容を比較・検討し、問い合わせにつながる導線を整えることが重要です。
ステップ5:問い合わせ・成約・利益を確認しながら集客比率を見直す
SEO・MEOなどの施策を開始した後は、問い合わせ数だけでなく、成約件数や利益の変化も確認していきましょう。
具体的には、ポータルサイト経由と自社ホームページ経由の問い合わせを分けて記録し、それぞれの成約率や受注金額、集客にかかった費用などを比較します。
自社集客からの問い合わせが増えてきた場合でも、すぐにポータルサイトの利用をやめる必要はありません。
季節による問い合わせ数の変動や、案件ごとの利益率なども踏まえながら、自社に合った集客比率を検討することが大切です。
ポータルサイトからの紹介だけに頼らず、自社でも継続的に問い合わせを獲得できる状態を目指しましょう。なお、外壁塗装会社の集客方法やSEO対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。
弊社の「ご近所プロモ」は、SEO・MEO・LINEのアドバイスと対面の定例で、地域密着の集客をサポートするサービスです。まずは現在の集客状況をお聞きする無料診断(30秒で入力できます)から、ご利用いただけます。
\地域からの集客を強化したい方へ/
今すぐ相談する →外壁塗装ポータルサイトのよくある質問
外壁塗装のポータルサイトについて、塗装会社からよくある質問をまとめました。
外壁塗装ポータルサイトの手数料相場はどのくらいですか?
外壁塗装ポータルサイトの手数料は、運営会社や契約条件によって異なるため、一律の相場を示すことは難しいです。
主な費用体系には、紹介手数料型・成約手数料型・月額掲載料型などがあり、複数の方式を組み合わせているサービスもあります。
また、加盟店向けの料金が一般公開されていない場合もあるため、契約前に具体的な費用を確認することが大切です。
特に、成約しなかった場合の費用負担や解約条件に加えて、手数料を差し引いた後にどの程度の利益が残るのかを確認しておきましょう。
複数の外壁塗装ポータルサイトに同時登録しても問題ありませんか?
複数のポータルサイトへの同時登録が可能な場合もありますが、利用規約や契約条件はサービスによって異なります。
複数登録することでお客様との接点が増える可能性がある一方、紹介手数料や問い合わせ対応の負担が増えることも考えられます。
また、同じお客様が複数のサイトから紹介される場合の取り扱いなども確認しておきたいポイントです。
登録するサイトを増やす際は、各サービスの紹介件数や成約率、利益率などを比較しながら判断することをおすすめします。
自社ホームページやSEO・MEOはどのくらいで効果が出ますか?
自社ホームページやSEO・MEOの成果が現れるまでの期間は、施工エリアの競合状況やサイトの現状、実施する施策などによって異なります。
SEO対策では、施工事例やコラムなどを充実させながら、検索エンジンからの流入を増やしていく取り組みが必要です。
また、MEO対策では、Googleビジネスプロフィールの情報を整備し、地域のお客様に自社を知ってもらえる状態を目指します。
いずれも短期間で成果が出るとは限らないため、ポータルサイトを活用して案件を獲得しながら、自社集客の基盤を並行して育てていくことが大切です。
ポータルサイトの利用をやめるタイミングはいつですか?
ポータルサイトの利用をやめるかどうかは、手数料を差し引いた利益や、自社ホームページからの問い合わせ・受注状況などを踏まえて判断しましょう。
例えば、ポータルサイト経由の案件で十分な利益を確保できていない場合や、自社集客から継続的に受注できるようになった場合は、掲載条件を見直す選択肢があります。
ただし、ポータルサイトから安定して利益を確保できているのであれば、無理に利用をやめる必要はありません。
大切なのは、ポータルサイトをやめることではなく、自社でも問い合わせを獲得できる状態をつくり、集客方法の選択肢を増やすことです。利用を見直す際は、契約期間や解約条件なども確認しながら、段階的に進めることをおすすめします。
まとめ|ポータルは「入り口」、自社集客は「資産」として育てる
外壁塗装のポータルサイトは、自社の認知度が低い段階でも見込み客との接点をつくれる一方で、紹介手数料や価格競争、特定の集客経路への依存といった課題もあります。
大切なのは、ポータルサイトを利用するかどうかではなく、自社の経営状況や利益率に合わせて活用することです。
最後に、本記事のポイントを整理します。
- ポータルサイトの手数料や費用の発生条件を確認し、利益が残るかどうかを判断する
- ポータルサイトを活用しながら、自社ホームページやSEO・MEOによる集客経路も育てる
- 問い合わせ数だけでなく、成約件数や利益率を確認しながら集客比率を見直す
ポータルサイトから案件を獲得しながら、自社でも直接問い合わせを獲得できる状態をつくることが、特定の集客経路に依存しない経営につながります。
MASA株式会社では、外壁塗装・屋根塗装業者様をはじめとする地域密着型の事業者様に向けて、ホームページ制作・改善、SEO・MEO対策、Web広告、SNS運用などを組み合わせた地域集客支援を行っています。
「ポータルサイトからの紹介に頼りすぎている」
「手数料の負担を減らし、自社で直接問い合わせを獲得したい」
「ホームページはあるものの、問い合わせにつながっていない」
このようなお悩みがございましたら、現在の集客状況や施工エリア、獲得したい工事内容などをお伺いし、自社に合った集客方法を一緒に整理させていただきます。
外壁塗装会社の集客方法を見直したい方は、まずはMASA株式会社の無料相談からお気軽にご相談ください。
なお、相見積もりで値切られにくいホームページの作り方をまとめた「外壁塗装ホームページ34項目チェックリスト」を無料で配布しています。
